2013年2月6日水曜日

DERRICK MAY at MARS(OKAYAMA)レポート!

年始1月2日に岡山MARSにDERRICK MAYが再登場!当店からも特派員が派遣されており、このブログのためにレポートを書くよう依頼したのですが、DERRICKのあまりの凄いプレイに最初から最後までマジ踊りしてしまい何も覚えていないと・・・(汗)。なので当日にDJとしても参加されていたDJ NISHIKAWA氏に急遽代打で登板してもらいました!以下どうぞ~!




1月2日、熱狂の渦となった昨年に引き続きDERRICK MAY2度目の来岡である。空港に降り立った彼は東京VISIONでのKEVIN SAUNDERSONやHIROSHI WATANABEとのカウントダウン・パーティーがとてもいいパーティーであったこと、そしてここ岡山へまた戻って来れて嬉しいと熱く語ってくれた。

26時、いよいよ彼が再びMARSのデッキに立つ。彼ならではの縦フェーダーとクロスフェーダーを巧みに使った圧倒的なミックス・スタイルは健在。




DELANO SMITH 「Partier Reconstructed」 やGREGORY TRESHER「Warpaint」 、そして自身が監修したTRANSMATの最新コンピレーションCDからDEEP’A & BIRI GENE 「Ocean Swell」等、最近のリリース作品を次々に繋いでいく。




フェーダーを使った音の刻みでフロアを煽りながら絶妙のタイミングで音を止め、大声で叫ぶこと数回。DERRICKファンにはお馴染みのあの熱いパフォーマンスも飛び出す。





     

テクノだけにとどまらず、CABIN FEVERのFELA KUTIネタの作品はじめ、アフロやパーカッシブな曲も多数プレイ。前回とは打って変わってChip E「Like This」 等のシカゴ・ハウスや、デトロイト・クラシックス、そしてSlick 「Space Bass」 やFirst Choice「Let No Man Put Asunder-Ron Hardy Edit」等のダンス・クラシックスを織り交ぜながらストーリーは展開していく。






そしてラストはSTERAC「The Secret Life Of Machines」 , 「Astronotes」を続けてプレイし4時間半にも及ぶ長いミュージカル・ジャーニーは終わりを迎えた。




一昨年以上に「ハウス」を感じさせる選曲で、また彼の違った一面を垣間見ることができた。



余談ではあるが今回もDJブース内で彼のプレイを間近で拝見することが出来た。布製のレコード・クリーナーを使い回転中(PLAY中)のレコードをクリーニングしたり、レコードのジャケットの底抜けや破れを見つけてはレコードバッグからガムテープを取り出し補修するといった前回は気付かなかった新たな発見も。曲の情報をラベル面のみならずブランク溝部分にも書き込むのはDERRICKならでは。


report by DJ NISHIKAWA




DJ NISHIKAWA
京都でDJをはじめ、師である伝説のバンド”EP-4”のギタリスト、故好機タツオ氏より受け継いだファンクネスをルーツに、ソウルフルでグルーブ感あふ れるDJスタイルで、ビンテージ機材やサウンド(House, Nu Disco,Tech, Dance Classics, Dub, Jazz, Rockなど幅広い選曲)に強いこだわりを持つ。昨年は上海のNODE LOUNGE, DRAGON CLUBでもPLAYし、新たな試みでStrada RecordsのDJ TOMITAとPrimalStream Pres. ESPACE を月一ペースで配信中!TIMMY REGISFORD, FRANCOIS K., JOE CLAUSSELL, DANNY KRIVIT, KENNY DOPE,DERRICK MAY, DJ NORI他、国内外多くのDJのサポートも行い、DANNY KRIVITから“Great Play!”と賞賛を受ける。

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