遂にこの日がやってくる!デリック・メイが神戸でプレイ!
2014年1月25日はにTroop Cafeに真打ちデリック・メイが初登場!90年代より毎年のように来日し各地で大人気のデリック・メイ、なんとここ神戸では今回が初めてのプレイなのです!同じ関西圏では大阪や京都は毎年恒例のツアーでお馴染みですが、ここ神戸ではどんなプレイをしてくれるのか期待が高まります!
そんな彼、デリック・メイのことをよく知らない・・・という人も多いかと思いますのでちょっとご紹介!
現在Transmatレーベルを主宰しデトロイト・テクノのオリジネイターの一人として知られている彼が音楽活動を始めたのは80年代前半のこと。当時地元デトロイトの高校生だった彼は同じ学校ですでにプレイヤーとして楽曲制作を行っていたホアン・アトキンスを追う形で音楽の道へと入ります。高校卒業後、ホアン・アトキンスのCybotronのプロモーション活動とDeep
SpaceというDJチームの活動を続ける中、シカゴ・ハウスと出会い、傾倒し、そのことが彼の人生を大きく変える事となったのです。
Kevin Saunderson, Derrick May,Juan Atkins
パワー・プラントでのフランキー・ナックルズ、ミュージック・ボックスのロン・ハーディーなど、単にレコードを繋いでかけるのではなく、レコードやオープンリールのテープなど様々な音源とイコライザーやエフェクターを用い新たな価値観と空間を生み出すDJ達。彼らに多大な影響を受けたデリック・メイはデトロイトとシカゴを行き来し、シカゴ・ハウスのレジェンド達の精神とテクニックを吸収していったのでした。
ホアン・アトキンスがエレクトロ、その発展系としてテクノを提唱したのに対し、デリックはシカゴ・ハウスを自分なりに解釈したサウンドを提示していきました。デトロイト・オリジネイターのもう一人、ケヴィン・サンダーソンはパラダイス・ガラージのラリー・レヴァンに影響を受けており、この辺り、この3人の作る音楽、プレイする音楽にも現れていますね。
1987年には自身のTransmatレーベルより、Rhythim Is Rhythim名義にて大クラシック「Strings Of Life」を放ちます。↓アートワークが異なる多数の盤が存在しますがこれが最初のオリジナル。
Derrick May, Juan Atkins, Kevin Saunderson
楽曲もさることながらデリック・メイの凄さはその圧巻のDJプレイ!それではまず実際に80年代のデリック・メイのDJプレイを聴いてみましょう!デトロイトのゲットー・スタイルのDJプレイでお馴染みDJ
アザルトのオフィシャルサイトで公開されている88年のラジオでのDJショーの音源です。
当時リリース直後の自身の楽曲にBam BamやLil
Louis、Chip Eなどシカゴ・ハウスを用いた若さ溢れるミックスです!
http://www.jeffersonave.com/derrick-may-mayday-mix/