”N.Y.のレーベル「L.I.E.S.」からのリリースで知られるフランス人アーティストKrikorが神戸でLIVEパフォーマンスを披露!''
南フランス出身のKrikorことKrikor Kouchianはパリ国立高等音楽院アクースマティック音楽とコンピューター支援作曲(CAC)を専攻。90年代半ばからDJを開始し、Akai S900やTascam 8などのアナログ機材を使ってトラック制作も始める。
1999年Breakin' Breadからの作品。フレンチ・ハウス~ディスコ・ハウスでAlex Gopherがマスタリングを手掛けている。
2011年にはCrackboy名義で自主レーベルからPrinceのリエディットをリリースしている。
キャリア初期はDaft PunkやMotorbass等の筆頭とする所謂French Touch、日本で言うところのフレンチ・ハウス~フィルター・ハウス系の作品を制作し頭角を現すも、徐々に様々なジャンルの電子音楽を制作するようになり、2000年代中頃にはよりエクスペリメンタルなエレクトロニック・ミュージックに傾倒。ダンス・ミュージックの中でもダークで時に攻撃的、そしてドラマチックな楽曲が次第に注目されるようになる。
2016年にはDisco Halalより、Red Axes、Moscomanとの共作をリリース。
近年ではJoakimが運営するTigersushi、NY地下ハウス~エクスペリメンタル・シーンのドンRon MorelliのL.I.E.S. Records、Moscoman主宰の辺境系ダンス・ミュージック・レーベルDisco Halal等から作品をリリースしていることからも、彼のサウンドの革新性がうかがえる。
このダビーで重心重めなサウンドは、2010年代にスタートしたレーベル、L.I.E.S. Recordsのイメージにピタリと一致しリリースにつながった。2018年リリース作品。
またマスタリングやサウンドエンジニアとしても定評があり、さらに日本のストリート系アパレル・ブランド”Undercoverの2020-21年秋冬パリ・コレクションでの楽曲リミックス、フランス外務省による文化イベントに出演するなど、その活動・活躍は多岐にわたっている。
2021年にはL.I.E.S. Recordsのオーナー、Ron Morelliと共作でアパレル・ブランドUndercoverの2020-21 秋冬コレクション "FALLEN MAN"の音源を手掛ける。その音源は Undercover Recordsからリリースされ、新たにアンビエントで神秘的な世界観を披露している。
コロナ禍で海外アーティストの来日公演がほぼ皆無の昨今、日本の関係省庁による特別措置と日仏両国スタッフの尽力によりKrikorの来日が実現。
ダンス・ミュージック・シーンのみならず、現在進行形で演奏家・音響芸術家として多方面より熱い注目を集める彼のライヴを今こそ体感して欲しい。
EXTRO presents Krikor
Live: Krikor (L.I.E.S. / Paris)
DJ: HDYK (Strada Records)
Cota (Inside Force)
ZE
2021.11.27. sat 23:00 open
Entrance Fee 2500yen + 1drink order
at Nagomi-Bar